絵本紹介2
ある日、おじさんが公園で傘をしつかりかかえこんでベンチで休んでいると、
雨が降ってきて男の子が傘に入れてと頼みますが、おじさんは傘を拡げません。
しかたなく男の子は通りがかった女の子の傘に入れてもらい、
「あめが、ふったらポンポロロン、あめがふったらピッチャンチャン」
と唄いながら楽しそうに去ってゆきます。
その姿と声にハッとして、おじさんは自分も傘を拡げて歩きはじめるのです。
傘を差してみて、おじさんが何を聴いたか何を見たか、
何を感じてどのように気持ちが変わったかは、読んでのお楽しみです。
傘を差して家に帰ったおじさんの姿をみて、
奥さんは「あら、かさをさしたんですか、あめがふっているのに」と驚きますが、
おじさんは雨に濡れた傘に満足です。